床下換気口の増設費用
- 60代
- 東京都
- 男性
- 作成日時 : 2020/12/12 08:26
- 戸建
中古別荘の取得を検討しています。フラット35の利用前提ですが、適合証明取得の条件として、10年越の中古建物では、床下換気口が、基礎外壁 に5m毎に設置されていることがあります。
現在、取得検討している物件には、上記の基準に適合させるべく、床下換気口を幾つか増設する必要があります。基礎外壁に床下換気口を増設するには、1箇所辺り、どれくらいの費用を見込めばいいのでしょうか。よろしくお願いいたします。
山商リフォームサービスからの回答
お問い合わせ頂きまして有難うございます。
中古住宅購入に伴うフラット35の住宅ローンご利用を前提とした、適合証明取得の為のリフォームについてご相談頂きました。
床下換気口についてですが、建築基準法施行令第22条におきまして「外壁の床下部分には、壁の長さ5メートル以下ごとに、面積300㎠以上の換気口を設け、これにねずみの侵入を防ぐための設備をすること」と定められております。
その為、本来でしたら建築時にこの条件は満たされているはずでして、外見上で換気口が確認できないとなりますと、現在主流の「基礎パッキン」による換気対策が行われている可能性があります。基礎と土台の間に換気対策として設置する方法でして、こちらが導入されていれば換気口設置に代わる方法として適合証明が受けられる可能性は高いと思います。
尚、新たに基礎に穴をあけて換気口を追加するという工事は、基礎には鉄筋も入っておりますので建物の構造強度に影響を及ぼしてしまう為、ご対応が難しくなります。工事自体が難しい為、その費用についてもご回答は控えさせて頂きます。
もし、現状で建築基準法施行令に遵守しておらず、換気機能が足りない建物の場合ですと、それはやはり適合証明が難しい建物という結論になってしまうと思います。