マンションの既存インターフォン（防災機能付き）を移動できるか
- 50代
- 千葉県
- 男性
- 作成日時 : 2021/06/15 15:42
- マンション
- キッチン
築２５年のマンションでキッチンのリフォームを考えているのですが、流し台横の壁に給湯器の操作盤とインターフォン（防災設備機能付き）が設置されています。
壁を撤去し、カウンター形式のキッチンにしたいのですが、壁と壊して、設備を他の場所に移動することは可能でしょうか。
山商リフォームサービスからの回答
お問い合わせ頂きまして有難うございます。
キッチンまわりのリフォームをお考えという事で、その際に横壁に設置してあるインターホンと給湯器のリモコン移設が可能かどうかというご質問ですね。
基本的にはどちらも問題なく移動可能だと思います。リフォームではよくある工事内容でして、多くのケースでは配線が天井裏(まれに床下)から壁の中に下りてきて、インターホンや給湯器リモコンの裏側に接続されております。その為、天井裏でインターホン等を移動先の壁に配線をし直す事で再設置が可能となります。
天井裏での作業が必要となりますので作業スペースが確保できない場合は、一度天井に穴をあけて配線工事を行い、完了後に天井の穴をふさぐ作業工程が必要となります。
インターホンや給湯器のリモコンを外した時点で、その裏側の壁に穴が空いてしまっておりますので、何らかの対処が必要となりますが、今回は壁自体を撤去する予定の様ですのでその心配は無いと考えます。
また、インターホンの防災機能がどこまでの設備と連動しているかの確認は必要でして、弊社が手配する電気工事業者や防災設備業者だけで対応できる可能性が高いと思いますが、外部のマンションまたはお客様自身がご契約している防犯システム会社様と連携して工事を行う可能性もあります。
最後に天井や移動先の壁についてですが、マンションではコンクリート壁となっており、天井裏や壁の裏側に配線スペースが確保できないところもあります。天井や壁を軽くノックして頂き、音の響き方で裏側に空洞があれば問題ありませんが、もしコンクリート壁となっている場合は、インターホンや給湯器リモコンまでの配線が天井裏や壁の中に隠せず、露出配線ケースもありますので、工事後に「聞いていなかった」「知らなかった」というトラブルを避ける為にも、この点は事前によく確認が必要となります。