遮音フローリングの左官下地調整
- 40代
- 東京都
- 男性
- 作成日時 : 2024/04/13 01:22
- マンション
- 床/壁/天井
- 防音/遮音
マンションの床を遮音フローリングにリフォームの概算を見ているも左官による下地調整という項目がありますが、こちらはモルタルにて職人がコテを使って手で左官を行うのでしょうか?
遮音フローリングは不陸をかなり拾うとの事で、どこのフローリングメーカーも遮音フローリングは床の下地の不陸は1000分の2から3となっていますが普通の左官で大丈夫なのでしょうか?
宜しくお願い致します。
山商リフォームサービスからの回答
お問い合わせ頂きまして有難うございます。
遮音フローリングを張るの場合の「左官による下地調整」についてですが、コンクリートには小さな凸凹や巣穴がありまして、実際には平たんではありません。その為、左官によって表面を平らにする事で、遮音フローリングのボンド接着面を安定させる役割となります。
ご指摘のとおり、注意点としましてはマンションのコンクリートスラブが水平ではなく、ビー玉が転がるような傾斜のある状況であった場合、左官工事だけでの対処は難しくなります。
床レベルを水平にするためには、より専門的な「セルフレベリング」という工事が必要となります。実際には床を解体してみませんとスラブの状況は分かりませんが、あくまで経験上としてセルフレベリングが必要となる現場は稀ですので、お客様からご希望がなければ当初見積りに含める事はほとんどありません。
掃き出し窓の高さや費用面のご相談は必要となりますが、左官やセルフレベリングではなく、置床(2重床)工法で水平をとる方法もおすすめです。その場合は同時に置床で防音効果を付加する事もできますので、ふかふかする防音フローリングではなく、お好きなフローリングをお選び頂く事ができますので、合わせてご検討下さい。