斜めっている壁の間仕切り|リフォーム質問板

リフォーム質問板

斜めっている壁の間仕切り

  • 40代
  • 東京都
  • 男性
  • 作成日時 : 2024/08/10 23:37
  • 床/壁/天井

石膏ボードの既存壁の延長上に新しい間仕切り壁を建てて延長した際に、下地部分などが膨らんでいるのか壁が5ミリくらい目視でも余裕でわかるレベルに曲がっているのですが、これは普通なのでしょうか?

営業に聞くと壁の曲がりがないのを求めるのは新築のクオリティであってリフォームだとこれくらい曲がるのは当たり前との回答だったのですが。だったら既存壁を撤去して全て新しく建ててもらいたかったのですが、そんな提案はなくただ曲がった壁ができた感じでした。

ポスターを飾れないレベルですし光があたると影が出るので残念です。

山商リフォームサービスからの回答

お問い合わせ頂きまして有難うございます。

記載頂きました内容から、投稿者様が弊社で工事をさせて頂いたお客様なのか、それとも他社様でリフォームされた内容についてなのかが分からなかったのですが、いずれにしましても客観的な立場でご回答させて頂きたいと思います。

尚、写真等の添付がありませんでしたので「石膏ボードの既存壁の延長上に新しい間仕切り壁を建てて延長した際に、下地部分などが膨らんでいるのか壁が5ミリくらい目視でも余裕でわかるレベルに曲がっている」というご説明だけですと、どの様な状況で何故そうなったのかという理由を把握する事が難しく、的確な回答は出来兼ねますのでその点はご了承下さい。

ご説明できる範囲としましては、その営業さんのおっしゃる通り、例えば木造の一戸建てでしたら家は木材で出来ておりますので、湿度や強風、地震や地盤の変形、道路の振動などの繰り返しにより、新築当時から少しずつ建物が歪んだり傾いたりしている事は少なくありません。一方で、その木材の「しなり」がある事で、柔軟性による耐久力が高いというのが木材の強みでもあります。

また、マンションの場合ですと鉄筋コンクリート造が多いですので、室内の木材には湿度以外ではそれほど影響は多くありませんが、例としまして、とあるマンションのリビングと和室が隣接してる間取りで、その間の壁を撤去した場合、壁を撤去した後のリビング側と和室側の壁の出幅にずれが生じている事は少なくありません。間に壁が入っている事でそれまでは気にならないものの、壁を撤去した後ではそのままですと壁に段差ができてしまいますので、お客様とは事前にどのように対応するかを話し合っておく必要があります。

今回、一戸建てなのかマンションなのかも不透明ではありますが、いずれにしましても壁は新築当時と比べて、曲がったり、波を打ったりしている事はありますので、事前にそのような可能性の説明・確認と、費用をかけてでも下地からやりかえるかどうか、といったご提案や選択のお話し合いが必要だったと考えます。

ただし、もし床が5㎜斜めっていた場合は、平衡感覚などの健康にも影響がでてきますので水平にする対応が必要ですが、壁の5㎜については、お金をかけてまで下地からやり直す、というケースは少ない気も致します。

あくまで想像の範囲でしかありませんが、もともと傾きや曲がりがある場合、ご指摘箇所の壁ラインを揃えた場合、どこか別の場所が斜めになってしまうなどの理由によって、工事店はその様に判断したという事はありませんでしょうか。

「下地部分などが膨らんでいる」という意味合いが明確には分かり兼ねますが、技術的な施工ミスでなければ、意図があっての判断だったとは思います。ただし、やはりそこはお客様と事前あるいは工事中に発覚した場合はその際すぐのご説明やご確認が必要だったと思います。