耐震対策として、今の外壁の上からサイディング張りを検討しています。
- 50代
- 埼玉県
- 男性
- 作成日時 : 2015/12/27 13:27
- 戸建
- 屋根/外壁
- 金額
耐震対策として、今の外壁の上からサイディング張りを検討しています。今は塗装の外壁、築28年、1階と2階を合わせて約30坪の家。
いくら位になりますか?
山商リフォームサービスからの回答
リフォームでは一般的な工法となる、現在の「モルタル塗装」の既存外壁材の上から重ね張りする「サイディング施工」について回答させて頂きます。
この場合、防音性・断熱性・結露対策・デザイン性の向上にはつながりますが、「耐震性」に関しては向上する事はありません。見た目では、建物ががっちりしたイメージとなりますが、むしろ実際には既存の柱や基礎に、軽量とは言え新たなサイディングの重量分が負担増加となりますので、耐震対策にはなりません。
耐震対策を優先事項とするリフォームでしたら、既存の外壁材を全て解体撤去し、新たに軽量のサイディングを施工する外壁材の変更工事が必要となります。外壁を解体した時に、金物補強なども同時に行えますので耐震対策としては有効な工法となりますが、その分工事規模や費用も増加致します。
費用についての質問もありましたので、ここでは見た目の雰囲気をガラリとかえる事ができるサイディングの重ね張りのリフォーム事例と費用をご紹介させて頂きます。
■施工事例
http://www.8044.co.jp/gallery/142
※お手数ですがURLをコピーして検索下さい。
■概算費用
外壁面積を150㎡と仮定致します。
(1) 窯業系サイディング張りの場合
・足場損料 135,000円
・養生費 45,000円
・下地調整(同縁、防水シート) 150,000円
・窯業系サイディング(役物、材工共) 1,312,500円
・雨樋交換(40m) 100,000円
・集水器交換(5箇所) 9,000円
・コーキング(250m) 200,000円
・破風板&軒天塗装工事(25m) 80,000円
諸経費5%を合わせまして、合計2,130,000円位となります。
※ベランダ等の取り外し取り付けが必要な場合は別途費用となります。
(2) 金属系サイディング張りの場合
・足場損料 135,000円
・養生費 45,000円
・下地調整(同縁、防水シート) 150,000円
・ガルバリウム鋼板系サイディング(役物、材工共) 1,950,000円
・雨樋交換(40m) 100,000円
・集水器交換(5箇所) 9,000円
・破風板&軒天塗装工事(25m) 80,000円
諸経費5%を合わせまして、合計2,590,000円位となります。
※ベランダ等の取り外し取り付けが必要な場合は別途費用となります。
以上をご参考にして頂ければと思います。